新潮モダン・クラシックスシリーズ 刊行!
“ もう一度読みたい 一度は読みたい あの名作を あの人が新訳! ”
新潮社より新たな書籍シリーズ、『新潮モダン・クラシックス』が創刊されました。
このシリーズは全てハードカバーが採用されており、装幀にもこだわって作られています。
すっきりとしたデザインは、大人の方にも手に取っていただきやすいのではないでしょうか。
創刊タイトルは『ドリトル先生航海記』と『ウィニー・ザ・プー』の2作品。
『ドリトル先生航海記』を生物学者の福岡伸一さんが、
『ウィニー・ザ・プー』をエッセイストの阿川佐和子さんがそれぞれ翻訳を担当されました。
『ドリトル先生航海記』
ヒュー・ロフティング/著 福岡伸一/訳
『ドリトル先生』シリーズには11冊の長篇と1冊の短篇小説集があり、『ドリトル先生航海記』はニューベリー賞を受賞した2作目にあたります。
本作で、ドリトル先生は行方不明になった大博物学者ロング・アローを探す旅にでます。
行先は海上をさまようクモサル島。島民の敵をやっつけて、島の王様に選ばれますが・・・。
動物の言葉がわかるドリトル先生の冒険の物語。
原著初版に忠実な訳文とブック・デザインにこだわっており、カバーを取るとまた違うデザインが現われる嬉しいしかけが付いていますよ。
『ウィニー・ザ・プー』
A・A・ミルン/著 阿川佐和子/訳 /絵 100%ORANGE
1926年に出版された名作『WINNIE-THE-POOH』。
日本では『くまのプーさん』というタイトルで古くから親しまれてきました。
幼い少年クリストファー・ロビンが、美しい森を舞台に仲良しの動物たちとゆかいな冒険をくりひろげる物語を、阿川さんの清々しく洗練された現代的な日本語によって、いま新たにつむぎだします。
なつかしくて、新しい物語。
いったいどのように変わったのでしょうか、気になります。
大人にとっては、タイトルだけ知っていた物語を読んでみる いいきっかけに なるかもしれませんね。
新潮モダン・クラシックスシリーズ、これからどんな作品が出版されるんでしょうか。
楽しみです(*^_^*)
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-モモ-
by ardour
| 2014-04-02 20:14
| アーダの絵本棚