やぎたみこ最新絵本 『てんぐのがっこう』
おたくのインコ、てんぐにしてみませんか?
『てんぐのがっこう』 さく やぎたみこ
みなさん、〝てんぐのがっこう”があるのはご存じですか?
カラスてんぐが、人間に助けてもらった恩返しに人助けのできるてんぐを育てる学校をつくったのが、〝てんぐのがっこう”のはじまりです。
街からあつまったハトやカモメ、ミミズクなど様々な鳥がてんぐの学校にかよっています。
さて、ゆいちゃんとたっちゃんのお家にも、とてもかしこいインコのテンちゃんがいました。
人間のことばを話せる インコのテンちゃんは、ある日てんぐの学校からスカウトされます。
小さな帽子と衣をはおって、〝インコてんぐ”となり、てんぐのがっこうのカケスぐみの生徒になって、てんぐ山に通うことになりました。
立派なてんぐになるために一生懸命勉強するテンちゃん。
いよいよ人助けのはじまり!! まちのパトロールをしていたある日…。
大人気絵本『ほげちゃん』でおなじみ、やぎたみこさんの最新作です。
鳥たちが、人のために勇気をもってがんばる姿が描かれいて、
『ほげちゃん』の愉快で痛快なお話とはまだ違った魅力をもった心あたたまるお話です。
何気なく空を飛んでいる鳥たちも、実は人助けのパトロールをしているのかな・・・?
インコが大好きな人にはもちろん、いろんな鳥が登場するので鳥好きの人にもおすすめの絵本です。
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haru.
by ardour
| 2014-05-04 15:01
| アーダの絵本棚