ソナチネの木
だいじに。だいじに。
絵本って、そうやって読まれていくものだと思います。
『ソナチネの木』 作 岸田衿子 絵 安野光雅
雑誌「詩とメルヘン」1978年~1980年に連載された詩を1冊にした詩画集です。
ページをめくると魔法のように言葉が読者を包み込み、至福の時間が訪れます。
地球に種子が落ちること
木の実がうれること
おちばがつもること
これも 空のできごとです
今年、惜しまれながら亡くなられた岸田衿子さんは、「カバくん」「ジオジオのかんむり」など、
小気味いい言葉の選び方で、人気絵本を生み出した作家です。
ぽつり、ぽつり、心の中でつぶやくように読みすすめていけるのは、
とても美しい安野光雅さんの絵がそこにぴったりと寄り添っているから。
まるで音楽の中を揺蕩うような不思議な気持ちにしてくれます。
この世界のすべては、つながっていて、私たちもその美しい世界の一部であること。
だからこそ、自分を大切にして、この世界を大切にしていきたい。
その先に、未来が待っているから、私たちは生きているのだと、
この本はまっすぐに心に語ってくれます。
(haru)
絵本って、そうやって読まれていくものだと思います。
『ソナチネの木』 作 岸田衿子 絵 安野光雅
雑誌「詩とメルヘン」1978年~1980年に連載された詩を1冊にした詩画集です。
ページをめくると魔法のように言葉が読者を包み込み、至福の時間が訪れます。
地球に種子が落ちること
木の実がうれること
おちばがつもること
これも 空のできごとです
今年、惜しまれながら亡くなられた岸田衿子さんは、「カバくん」「ジオジオのかんむり」など、
小気味いい言葉の選び方で、人気絵本を生み出した作家です。
ぽつり、ぽつり、心の中でつぶやくように読みすすめていけるのは、
とても美しい安野光雅さんの絵がそこにぴったりと寄り添っているから。
まるで音楽の中を揺蕩うような不思議な気持ちにしてくれます。
この世界のすべては、つながっていて、私たちもその美しい世界の一部であること。
だからこそ、自分を大切にして、この世界を大切にしていきたい。
その先に、未来が待っているから、私たちは生きているのだと、
この本はまっすぐに心に語ってくれます。
(haru)
by ardour
| 2011-08-16 18:06
| アーダの暮らし棚。
大阪の書店、 心斎橋アセンス別館ARDOURのスタッフによるブログです。おもちゃ、絵本、雑貨の入荷案内など。
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